一時帰国

 10月末から10日間ほど日本に一時帰国、日程を無事に終了してまたランカスターにやってきた。
 今回の一時帰国は、ランカスター大の英文科の教員二人(キース&トニー)を招いて、東京、大阪、京都で講演会やセミナーを開くのに、企画責任者として同行するためだった。4月からランカスターに住んでいたので、打ち合わせの時間は十分にあり、原稿も出発2週間前には出してもらっていて、ほぼ準備万端、だったのだが、出発1週間前に講師の一人のトニーが登山中に事故にあい、怪我をしてしまい、命に別条はないものの入院治療を要し、来日を見合わせざるをえなくなった。その対応策を急遽講じて、彼一人だけの一回のセミナーはキャンセルとなったものの、後は諸々の援助を受けつつ、予定どおり開催、おおむねうまくいったと思う。日程を詰め込みすぎて、あまりゆっくりできなかったのが残念。会って話をしたい人(あるいは一緒に飲みたい人)も少なからずいたが、その余裕もなかった。

 今朝、事務的な用もあって、トニーの家を訪問。紅茶とフェアトレードのジンジャー・ビスケットをいただきながら、日本ツアーの模様を伝える。来週から平常の授業に戻れるとのこと。今週はreading weekで授業がもともとなかったのはよかった。