あれも核、これも核

 午前中家で仕事、昼ごろ出勤。1時、学生との面談2件。2時、事務局系の部長会。3時、軽井沢ワークショップの打ち合わせ。そのあと文学部長室で代講措置の相談。前期、急な事情で授業が続けられなくなった教員が例年より多く出ている。その手当をどうするか、文学部長、教務資格課長らと頭をひねる。5時限目、院の西洋古典・中世文学特論。テセウスの物語を終え、プロセルピナの話の冒頭部分に入る。附属高校の教員と電話で9月の模擬授業について打ち合わせ。7時発の最終の学バスで帰る。
 帰りの電車で『週刊現代』の最新号を見ていたら、「日本では原子力発電所と呼ばれますが、台湾などでは核発電所と呼ばれています」という高木久仁子さんの談話が目にとまった。韓国では、「公式」には原子力発電所だが、反対派は敢えて「核発電所」の語を用いているようだ。言説の戦いを含んで、まさに「反核」運動。そうそう、今度の日曜日、都内で「原子力と文学」と題するワークショップが予定されている。日本英文学会関東支部主催。詳細はこちら