プルートー

 朝3時半に起きてサッカー女子WC決勝戦日本対アメリカをテレビ観戦。2度のリードを追い付き、PK戦の勝負となり日本優勝。たいしたものだ。
 蓮舫議員がツイッターで「なでしこJAPAN、優勝!!すごいです」と書き込んだあと「炎上」したというニュースがあった。

 海の日の祝日だが、学事日程では授業日。午後1時出勤。教務関係の打ち合わせ2件。5時限目、院の西洋古典・中世文学特論。プロセルピナのパッセージを終了。行方不明になった娘を探し回った母のケレース(穀物の女神)が、悲しみと怒りで大地を不毛にしてしまうと、川の精アレトゥーサが娘の行方を教える。プロセルピナは冥府のプルートーに拉致され、無理やり王妃にされたのだと。ユピテルに娘の解放を懇願にいくが、プロセルピナはすでに冥府の食物(柘榴)を6粒食してしまっていて、6か月は冥府にとどまらなければならない、しかしもう半年は母のもとに戻れる。
 「プルトニウム」という名称とこのプルートーとの関係について、学生から質問を受ける。冥王星を介して、この神話と放射性元素とがつながっているわけか。