ベルギーの野次

 終日自宅。文化史教科書の附録についての最終作業。来週月曜日に完全に校了し手が離れる予定。

 先週のニュースだったが、ベルギーのサッカーリーグでゴールキーパーの川島選手がアウェイの試合で相手サポーターに「カワシマ、フクシマ」と野次られて審判に涙の抗議をし、審判は試合を中断。その後日談で、謝罪を受けたとのニュースが昨日だったかあった。川島の対応はたいへん立派だった。それにしても、いまや「フクシマ」が海外でそのような意味作用を及ぼすことになっている(悪意を込めて発信し、そのようなものと理解して受信される語として使いうる)という事例を見るのはショッキングなことだ。