完璧な一日

10月24日(月)正午に出勤。午後2時〜3時、個人研究室で出版編集者3人と打ち合わせ。初対面。美術関連の企画でこれは楽しみ。5時限目、院の西洋古典・中世文学特論。あとは学務。9時帰宅。

10月25日(火)朝、出がけに、門扉のところに緑色の小鳥が一羽ちょこっと止まっているのを目撃。一瞬メジロかと思ったが、よく見るとウグイスなのだった。すぐに飛んでいってしまった。
9時半出勤。2時限目、イギリス文化講義。ビートルズ章の続き。ジョージ・ベストの章にも少し入る。あとは学務。認証評価関連のとても楽しいとはいえない作業。10時帰宅。

10月26日(水)9時半出勤。事務の打ち合わせ数件。12時半〜12時45分、キャリア委員会。午後1時15分〜3時10分、学部長会。3時15分〜4時半、常任理事会。5時〜6時40分、教育研究改革部会。10時帰宅。

10月27日(木)9時半出勤。2時限目、イギリス文化演習II、映画『ゴスフォード・パーク』を用いての発表と討議。昼休み、国際交流課長と打ち合わせ少々。1時半からFD講演会「授業評価から始める教育の質保障」(講師は同志社大学の圓月勝博教授)。後の予定があり30分ほどで中座して、西生田キャンパスに向かう。午後4時〜5時、同志社女子大学との学生交流派遣選考の面接と審査。7時半帰宅。

2日続きで秋晴れの好天だった。昨日、昼休みに目白校舎の中庭を歩いていたとき、木漏れ日のなかで急にルー・リードの「パーフェクト・デイ」が聞こえてきた(ような気がした)。


          まさしく完璧な一日
          公園でサングリアをのみ
          それから暗くなると、
          ぼくらは家にかえる


 全体としていろんな解釈ができそうな歌なのだが、その「完璧な一日」はおそらくすでに失われている。歌のトーンは幸福感というよりむしろひりひりするような喪失感だ。
 放射線測定器を持ち歩くのが日常的になってしまった身には、秋晴れの、五感で感じられる限りは完璧に見える日に、とてもふさわしいBGMだ。