2009-01-01から1年間の記事一覧

時間旅行が心の傷を埋めてゆく

変わらず学務の日々。土日も入試関連の業務で二日連続で出勤。 それはさておき、先日見た映画『きみがぼくを見つけた日』が心に残ったので、それをネタに久々書こうと思ったら、ちょうどhidexi氏がブログに取り上げておられる。これ、とてもよい評です。私の…

教科書研究会

9月19日(土)午後、慶応大三田キャンパスにて、イギリス文化史教科書研究会(『愛と戦いのイギリス文化史1900年〜1950年』の続編の20世紀後半を扱う本を作るための研究会)。本の構成、章立て、担当者を検討。だいぶ筋が見えてきた。ひょっとすると、すごい…

「一生の約束」

9月17日(木)〜18日(金)に一泊二日で卒論ゼミ合宿。場所は軽井沢三泉寮。 この大学寮(旧軽銀座から北に徒歩5分くらいのところ)は大学では毎年一年生全員が教養特別講義という必修科目のセミナー(通称「軽セミ」)で訪れる。ゼミ生たちはそれ以来という…

学/雑務のない週末

5月の連休明けからこれまで、平日は当然のように学/雑務があって、土日も半分ぐらい公務。この土曜日もある問題で緊急に会合が開かれることになったものの、研究会出席の予定がありますのでといって勘弁してもらう。その研究会は、慶應大学三田キャンパスに…

おやじの感慨

4月27日(月)午前中、私用で千代田区麹町へ。その用が早く済み、天気もよいので、紀尾井町から四ツ谷駅までの道すがら、清水谷公園にちょっと立ち寄る。ここは初訪問。新緑、四十雀の鳴き声など心地よい。 公園内に大久保公追悼碑、大きな石碑がどーんと立…

学務/雑務なき好日

4月13日から13日間出ずっぱりだったが、ようやく今日は家にいて休息+デスクワーク。13日間のうち学務が11日、あとは研究会関係。 数日前、大学のエレベーター内で同僚のシェイクスピアリアン・Sさんに 「雑務が主で、その合間にちょっと授業、という感じで…

学務雑録

4月16日(木)10:40〜12:10卒論ゼミの面談。午後文学部教授会、文学研究科委員会。教授会では帰任の挨拶をする。数日来の面倒な「トラブル」もほぼ片がついた。午後6時には業務が終わり早めに帰宅。帰りの電車でお隣の大学のT先生(西洋美術史)とばったり。…

お役人言葉

4月15日(水)会議日。午前中会議2つ(事務局会議、学務部課長会議)、午後2つ(学部長会議、常任理事会)。合間に職員との打ち合わせ、書類チェック、面倒なトラブルの対応もあり。9階にある個人研究室には立ち寄ら(れ)ず、5階の学務部長室と会議室、…

朝型の人

夜11時には寝て、朝5時ごろに起きて、「学務」以外のデスクワークをして、8時15分に仕事に出かけるというパターンが定着した。春眠暁を覚えずいくらでも寝ていられるという若者時代はとっくにすぎさり、いまやじいさんの朝型となった。

車選び

眼科で処方された点眼薬をつけているが、赤目はしばらく続きそう。 近所の中古車販売店で車の選定をする。山小屋に冬でも行けるようにSUVで物色。前はジムニー・ワイド(昨年、海外研修に出かける前に売却)で、乗りやすくて気に入っていたのだが、車体が軽…

赤目で学務

ほぼ1年間の海外研修を終えて、3月31日に帰国。研修中の1月に引き受け(ざるを得なかっ)た役職に4月1日から就いて、時差ぼけの暇もなく、ここまで。ルーン川のほとりをよく歩いたのがよかったのだろう、体調は悪くないのだが、昨夕、助手から「目、大丈夫で…

エドワード・アプワードの長生

先週金曜日から昨日まで、北アイルランドへ。ベルファストとデリー、それに北部の海岸沿いを車でめぐる。アイルランドに行くには空路とフェリーがあるが、現地の足の便を考えて後者に。ランカスターからスコットランド南西部のストランラー(Stranraer)まで…

War and Medicine

今日のランカスターはひさしぶりの快晴。 ロンドンで見た展覧会でまだふれていないのがあるので、備忘録として書き留めておく。ウェルカム研究所のギャラリーで開催されている「戦争と医療」(War and Medicine at Wellcome Collection)。 そのカタログとし…

ライジング・サンのサンデイ・ロースト(ほか)

先週末、ロンドンへ。主な用件はふたつ。ひとつはロンドン大学ユニヴァーシティ・コレッジ図書館、Special CollectionsのThe George Orwell Archiveでの資料調査。当日朝(金曜日)また雪が降っており、数日前の「大雪」の騒動があったのでどうなるかと思っ…

マイヨールのミューズ

「前倒し」の学務をひとつ済ませて、翻訳仕事を進める。2月2日はロンドンほかで「大雪」だったが、翌日も(雪の予報だったため)休校にすると決めた学校がイギリス全国の学校で8000校あって、ふたを開けてみたら天気は上々、なんで休むんだ、と親からの苦情…

昨日の今日

2月2日の雪はランカスターよりもロンドンのほうがたくさん降ったようで(20センチ弱? たいした量ではないが)、18年ぶりの「大雪」とのことで、ロンドン市内のバスは全面ストップ、地下鉄も大半が運休となった。UCL図書館にメールで問い合わせをしていた…

積雪

天気予報が当たって、降雪となり、数センチの積雪となる。自宅2階の仕事部屋より、真っ白な雪の華が舞うのを(お、中島美嘉調だ)一人でぼーっとしながら見ている。写真はそのパースペクティヴ。 どちらかというと暖冬なのだろう、イングランド北西部にして…

サッカー場にて

身内が一人、少し前からこちらに来ていて、暇なので3月半ばまで滞在する予定。誰に似たか、サッカーが好きなので、プレミア(リーグ)に連れて行けと所望する。それで、土曜日の午後、ボールトンまで車をとばし(ランカスターから50分ほど)、リーボック競技…

ワイルドの講演など

日曜日、自宅から車で20分ほど北にいったWarton Cragを歩く(Carnforth近郊)。石灰石の石切り場だったところで、場所柄から羊の牧草地にはできないためだろう、雑木林が多くあって所々日本にいるような感じになる。 西側の遊歩道、モーカム湾が望めてよい眺…

グラスミア

1月は約束の仕事が立て込んで机に向かうことが多かった。その中身の多くは日本にいてもできることが大半だったものの、生じうるさまざまな「所用」を身勝手にシャットアウトしてしまえるのが(義理を欠いてしまうとはいえ)「メリット」といえるか。もっとも…

座正月

ランカスターで迎える元旦。薄曇り、日中時々陽がさすものの気温は低い。氷点下2〜3度か。昨日は車のエンジンをかけようとしてキーをさしこんでも凍っていてしばらく回らなかった。 家に籠もっていて、寝正月ならぬ「座正月」。正月らしいことは、朝お雑煮…